経営者メッセージ

「バイクライフの生涯パートナー」という
ビジョンの実現を目指し、
買取と小売の融合を継続推進することで、
成長軌道への回帰を図ります。

平素は格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
第20期(2017年11月期、以下20期)の概況および第21期(2018年11月期、以下21期)の基本戦略と取り組みについてご説明申し上げます。



■ 20期の概況について

 当社は期初より、小売販売の拡大を戦略の軸とし、新たなお客様との接点を拡大する「小売販売台数の増加」と小売販売を拡大するために重要な「仕入台数の増加」の二つの方針のもと、あらためて会社を成長軌道に乗せられるよう「小売販売チャネルの拡充」「仕入業務オペレーションの見直し」「人財採用・育成の強化」の三つの施策に取り組んでまいりました。


 上記を踏まえ、20期においては、19期に引き続きエリアマーケティングに注力しマーケットポテンシャルを見極めたうえで、既存の買取店舖ならびにバイク用品店との協業等による小売販売を開始し、小売販売チャネルの拡充に取り組みました。これにより、小売販売を実施している店舗は、期初から28店舗増加し46店舖(当社店舗数全58店舗)となりました。

 また、重点課題として取り組みを強化している「仕入台数の増加」については、下期以降、広告宣伝活動において出張買取サービス訴求強化とマス広告の媒体構成の最適化を図るとともに、継続的な仕入業務オペレーションの見直しを実施いたしました。これらにより、高収益車輌の確保を含め仕入台数は上期と比べて改善が図られました。さらに、人財採用・育成の強化においては、ビジョンの実現に向けた人財育成として小売販売と買取の両業務を遂行するための研修等に注力いたしました。

 しかしながら、小売販売チャネルの拡充における出店計画が未達となったこと等により、上期までの営業赤字を払拭するまでには至りませんでした。

 また、バイクの駐車環境の整備を目的に駐車場事業を展開してまいりましたが、バイク事業の業績改善に一層注力するため、同事業を譲渡いたしました。

 以上の結果、売上高18,252百万円(前期比7.4%増)、営業損失263百万円(前期は503百万円の営業損失)、経常損失92百万円(前期は394百万円の経常損失)、当期純利益401百万円(前期は586百万円の当期純損失)となりました。 


■ 21期の基本戦略と取り組みについて

 当社は、ビジョンとして掲げる「バイクライフの生涯パートナー」の実現に向けて、19期より中期経営計画を策定し進めております。ここでは、従来のバイク買取専門店としての「バイク王」から、バイクに係る面と時間軸の広がりを持ったサービスを総合的に提供する「バイクのことならバイク王」と言われるブランドへの進化を掲げております。 よって、21期においては、会社全体の販売台数を20期並みに維持したうえで、リテール販売(小売販売)台数の比率を20期比4%増の15%に高めて利益を増加させることを骨子とし、リテール販売(小売販売)の強化、リテール販売のための仕入の充実を基本戦略として事業展開を推進いたします。

 リテール販売の強化においては、これまで同様の店舗展開、特に他社とのアライアンス強化による好立地への出店を進めてまいります。また、あわせて整備体制の強化・店舗業務オペレーションの見直しを推進し、お客様に選ばれるサービスを提供してまいります。

 次に、リテール販売のための仕入の充実においては、広告の媒体構成の最適化を図りながら積極的な広告を展開するとともに、人財採用・育成の強化と継続的な仕入業務オペレーションの強化によって安定的に高収益車輌を確保してまいります。

 また、これらを実現するために出店にともなう設備投資、リテール販売用の在庫台数増加等、リテール販売のための強化を行ってまいります。


 【通期業績予想】                                  (単位:百万円)

20期 実績※ 21期 今回予想 増減額 増減率(%)
売上高 18,252 19,000 747 4.1%
営業利益(▲損失) ▲ 263 5 268
経常利益(▲損失) ▲ 92 130 222
当期純利益 401 50 ▲ 351 ▲ 87.5%

 ※20期実績は、2017年11月30日付で譲渡した駐車場事業の業績を含んでおります。


 【駐車場事業の影響額】 (単位:百万円)

売上高 711
営業利益 13
経常利益 26


■ 配当について

 当社は、配当を株主還元における重要施策と考えており、安定的な配当を行うことを念頭に置きつつ、業績等を勘案したうえで配当金額を決定しております。この方針に則り、20期の期末配当につきましては、期初予想どおり2円(中間配当とあわせ年間4円)とさせていただきました。
 また、21期の配当についても中間2円、期末2円の年間4円を予定しております。



 最後になりますが、21期おいては、バイク事業に専念し、黒字化を最重点課題と捉え、収益構造の強化に取り組んでまいりますので、引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。


代表取締役社長執行役員 石川秋彦