業界動向

二輪業界における主要データの推移

国内のバイク保有台数は、1,148万台(2015年3月末現在)といわれており全体として微減傾向にあります。しかしながら、これを排気量別でみると、大きく減少傾向にあるのは50cc以下の原付第一種であり、比較的市場価値の高い原付第二種以上(50cc超)の車輌の保有台数は微増傾向が続いております。(表.1参照)

中古バイク流通台数(125cc超~)は、2015年において63万台超の流通があったとみられており、2013年から微減傾向が続いております。(表.2参照)

国内のバイクオークション主要会場(10会場)における出品台数は、2011年には世界規模の景気の低迷などの影響により微減傾向となっておりましたが、2012年は再び前年を上回り、以降増加傾向がつづいております。一方、これまで高い水準で推移していた成約率は、依然として高い水準を維持しており、中古バイクに対する需要は依然堅調であると言えます(表.3参照)

新車販売台数は2015年において40万台を下回っております。排気量別の全てで前年を下回っております。(表.4参照)

表.1 国内のバイク保有台数
国内のオートバイ保有台数

                                                                            
2011年 2012年 2013年 2014年2015年
原付第一種(50cc以下) 7,154,455 6,899,459 6,661,807 6,438,0026,188,710
原付第二種(51~125cc)1,540,667 1,582,925 1,626,094 1,674,8841,704,083
軽二輪(126~250cc) 1,975,623 1,959,845 1,969,187 1,980,4111,978,462
小型二輪(251cc以上) 1,535,181 1,542,856 1,566,341 1,595,3351,611,089
保有台数合計 12,205,926 11,985,085 11,823,429 11,688,63211,482,344

出所:一般社団法人日本自動車工業会 / 2015年3月末現在

表.2 中古バイク流通台数(125cc超)【中古新規・記載事項変更】
中古オートバイ流通台数(125cc超)
                 
2011年 2012年 2013年 2014年2015年
流通台数(125cc超) 541,000 687,000 670,000 660,000630,000

出所:二輪車新聞 / 集計期間:1月~12月
※原付1種および原付2種については、全国的に把握出来るデータなし
※2012年より小型二輪の集計方法が変更

表.3 バイクオークション出品台数・成約台数の推移
バイクオークション出品台数・成約台数

2011年 2012年 2014年 2015年 2016年
出品台数 318,020 329,709 327,025 347,068 346,673
成約台数 287,675 294,500 296,363 314,826 312,139
成約率 90.5% 89.3% 90.6% 90.7% 90.0%

出所:二輪車新聞 主なオークション総合統計 / 集計期間:1月~12月
(注)オークネット社の実績は含まれておりません。
また、2013年はデータが取得できなかったため、掲載しておりません。

表.4 新車販売台数(国内末端販売店向け出荷台数)
新車販売台数(国内末端販売店向け出荷台数)
                                                       
2011年 2012年 2013年 2014年2015年
原付第一種(50cc以下) 257,045 246,095 238,786 228,918193,842
原付第二種(51~125cc) 95,702 90,291 100,947 96,24994,851
軽二輪(126~250cc) 31,767 39,707 47,788 53,07248,515
小型二輪(251cc以上) 21,019 25,802 31,877 38,48435,488
新車販売台数合計 405,533 401,895 419,398 416,723372,696

出所:一般社団法人日本自動車工業会 / 集計期間:1月~12月

バイク駐車場を取り巻く変化(都市部におけるバイク駐車場整備の重要性)

駐車違反の罰則強化を主な目的に、2006年6月に「改正道路交通法」が施行され、自動車に加えてバイクも対象となりました。この結果、2007年のバイクの取締り件数は、改正前の倍以上に増加しました。

バイク駐車場が絶対的に不足する中での取締りに、バイク業界全体で声を上げ、2006年11月には「改正駐車場法」が、2007年1月には「改正道路法施行令」がそれぞれ施行され、バイク駐車場に関する法整備が進んだほか、2010年3月に警察庁交通局交通規制課と交通指導課の連名で「現実的で弾力的な取締り」を各都道府県警察に求め、同4月には国土交通省が地方自治体に「駐車場への自動二輪の積極受け入れ」を通知するなど、バイク駐車場整備に対する理解が少しずつ浸透しはじめています。

現在では、2015年のバイクの取り締まり件数は16万件と、「改正道路交通法」が施行された時よりも少なくなりました。

全国におけるバイクの駐車違反総取締り件数
6月「改正道路交通法」施行

出所:警察庁 交通局、一般社団法人日本自動車工業会