バイク王 バイクライフ研究所 コラム

『バイクがあれば“仕事”がもっと楽しくなる』 佐川 健太郎

佐川コラム写真

私の仕事は、バイクの試乗記を雑誌やウェブに掲載したり、ライディングスクールの講師をしたりと、まさにバイク漬けの日々なのですが、それでも私にとってバイクに乗っているときが最高に幸せで楽しい瞬間なのです。

バイクに一日でも乗らないと禁断症状にも似た渇きを覚えて、夜な夜な街を流していた10代の頃から早30年、趣味が高じていつのまにか仕事になってしまった私にとって、バイク=仕事という環境に身を置いていられる自分は、とてもラッキーでハッピーだと思っています。バイクと出会っていなかったら、今ごろ自分は何をやっていただろうと。音楽やスポーツなど他にもいろいろ好きなものもあったので、きっと方々に手を出してみては結局長続きせず、バイクに戻っていたとは思いますが(笑)。

仕事でバイクに乗っていて、楽しいと最初に感じたのは、昔「バイク便」でバイトをしていたときのことです。夏はギラギラの太陽、エンジンとアスファルトの熱気に蒸され、冬は手足が痺れるような寒さの中、排気ガスにまみれながら一日中配送業務で走り回るわけですが、何故かあまり辛いと感じたことはなかったです。むしろ、バイクとともに過ごせる自分だけの時間を楽しんでいました。不謹慎かもしれませんが、都内をツーリングして楽しんでいる感じでした。それでお金までもらえるなんて最高ですよね(笑)。

今も仕事で打合せに出かけるときなど、バイクで移動することも多いのですが、やはり電車やクルマより気分がいいです。たしかに、暑さ寒さや天候を考えなくてはならないし、装備などの支度は面倒なのですが、いざ乗ってしまうと高揚感に包まれてウキウキしてくる自分がいます。スクーターでもビッグバイクでもオフ車でも同じ。きっと、スピード感やエンジンの鼓動、2輪で走る感覚そのものが好きなんだと思います。

仕事でそれを存分に楽しめることは幸せ以外の何物でもありません。会社勤めの方はいろいろと制約もあると思いますが、通勤や移動にもしバイクを利用できるなら、ぜひ積極的に乗っていただくことをおすすめします。エネルギー効率からいってもクルマよりエコですし、なにより気分転換になります。きっと脳内物質も盛んに分泌されて、仕事もはかどると思いますよ!

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