ニュースリリース

バイク未来総研、『リセール・プライス』ランキングを発表


『ホンダ・ダックス125』が初登場首位獲得!


対象期間2022年9月~2022年11月

            2023年1月11日
            バイク未来総研




PDF版はこちらPDF




 バイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に活動を行うバイク未来総研(所在地:東京都港区、運営:Bike Life Lab supported by バイク王)は、2022年9月~2022年11月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「“リセール・プライス”の高いバイク」上位10車種を『Bike Life Lab supported by バイク王』に発表いたしました。


 「“リセール・プライス”の高いバイク」は、需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできます。43回目となる今回は、「ホンダ・ダックス125」が首位に輝きました。


 


◇『ホンダ・ダックス125』
  が初登場で首位獲得!













※本リリースの調査結果を転載される際は、必ず「バイク未来総研調べ(https://www.8190.jp/bikelifelab/notes/bikefuture/resale-ranking/New Window)」とご明記ください。




 ■ 総合ランキング

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・ダックス125

117.4Pt

2

ホンダ・モンキー125

112.6Pt

3

ホンダ・クロスカブ110

111.3Pt

4

ホンダ・レブル1100

107.9Pt

5

ホンダ・GB350

106.3Pt

6

ヤマハ・XSR900

105.3Pt

7

ホンダ・GB350 S

104.5Pt

8

カワサキ・Z900RS

103.4Pt

9

ホンダ・レブル1100 DCT

103.0Pt

10

ホンダ・レブル250

101.3Pt

 ◇対象期間2022年9月~2022年11月


 43回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『ホンダ・ダックス125』が首位に輝きました。


ホンダ・ダックス125は2022年9月に発売されたレジャーバイクで、1969年にダックスフンドをイメージして登場した初代ダックスをLEDの灯火類や空冷4ストロークOHC単気筒123cm3エンジンなどの最新を搭載し現代に蘇らせたモデルです。


 自動遠心クラッチを搭載することでエンストの心配が無くなり、車体はコンパクトですがシートは前後に長いため運転がしやすく、初心者ライダーでも安心して乗ることができます。


 愛嬌のある可愛らしい車体の各所にはメッキパーツが採用されており品のある印象を感じ取れることができ、新しさの中に懐かしさを感じることができる多くの方から愛されているバイクです。



 ■ 排気量別ランキング上位5位

     ・原付一種・二種

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

New ホンダ・ダックス125

117.4Pt

2

ホンダ・モンキー125

112.6Pt

3

ホンダ・クロスカブ110

111.3Pt

4

ホンダ・PCX e:HEV

98.4Pt

5

ホンダ・GROM

97.1Pt

     ・軽二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・レブル250

101.3Pt

2

ホンダ・CRF250L

93.0Pt

3

ホンダ・PCX160

92.8Pt

4

ホンダ・FORZA

92.7Pt

5

ホンダ・ADV150

92.1Pt

     ・中型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・GB350

106.3Pt

2

ホンダ・GB350 S

104.5Pt

3

ホンダ・CBR400R

81.0Pt

4

ホンダ・400X

80.3Pt

5

カワサキ・Ninja 400

78.1Pt

     ・大型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・レブル1100

107.9Pt

2

ヤマハ・XSR900

105.3Pt

3

カワサキ・Z900RS

103.4Pt

4

ホンダ・レブル1100 DCT

103.0Pt

5

ホンダ・CB1300 SUPERBOLD'OR

94.5Pt



■『リセール・プライス』とは

 バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。
 2023年1月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できます。
 本指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る『バイク王』のデータを基に、Bike Life Labが独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。


■ 算定基準

 ・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2023年1月現在・逆輸入車を除く)

 ・新車販売価格は2023年1月現在の価格を基準。
   カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定

 ・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする

 ・期間内に、Bike Life Lab独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする



【バイク未来総研について】



 

 2022年3月にバイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に発足しました。

 国内外のレースで輝かしい成績を挙げ現在はモータージャーナリストのほか多方面で活躍する宮城光氏を所長に向かえ、バイクライフの楽しさやバイク王が持つバイクに関する独自データ分析などの情報発信に加え、ライダーやバイク業界がこれから描く「未来」に切り込んだコンテンツを順次発信します。





■ バイク未来総研所長 宮城光のココがポイント

 さて、このタイミングでのリセール・プライスを見て驚かされるのは総合トップ10車両の高値取引だろう。中古流通の取引価格が全て新車販売価格を上回る形となった。市場で依然続いている流通遅延は「今欲しい」「今乗りたい」というユーザの気持ちをさらに抑える事の出来ない物にしているのであろう。どのマシンも新車でも人気なだけに、リセールマーケットでも、高年式・低走行であればむしろプレミアムプライスが付いているのが現状。

 前回はホンダCB400スーパーフォアーにCB400スーパーボルドールと言ったツーリングへの「即戦力」的マシンが上位1・2位を締めていたが、メーカー発表の生産中止ニュースと夏季タイミングも重なったのだろう。今回は、上位にホンダ・ダックス125、ホンダ・モンキー125が一気に顔を出し、ホンダ・クロスカブ110が前回同様に3位につけた。新車販売が好調なダックス125に関しては、新車入荷が全く追いつかず、納車まで6ヶ月以上の時間が必要とも聞く。上位3機種は長距離ツーリングと言うよりも、身近なところで走りたいレジャーバイクの代表とも言えるマシン。ユーザにとっては1年間の自分へのご褒美的に購入、冬場はマシンをカスタマイズするなど、愛玩的に楽しむと言う事も多いに考えられる。動向を見ていると、機種別による旬な使用タイミングより3ヶ月程前にリセール・プライスに動きが出るように感じる。マーケットを見極める洞察力が必要だ。






※本プレスリリースに関する画像が必要の際は下記連絡先までご一報ください。

■プレスリリースに関するお問い合わせ先

  株式会社バイク王&カンパニー
  バイク未来総研
  担当:佐々木、赤松
  TEL:03-6803-8855
  E-mail bikelife_lab@8190.co.jp
  東京都港区海岸3-9-15 LOOP-X 13F