ニュースリリース

バイク未来総研、『リセール・プライス』ランキングを発表


『ホンダ・X-ADV』が首位獲得!


対象期間2022年12月~2023年2月

            2023年4月10日
            バイク未来総研




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 バイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に活動を行うバイク未来総研(所在地:東京都港区、運営:Bike Life Lab supported by バイク王)は、2022年12月~2023年2月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「“リセール・プライス”の高いバイク」上位10車種を『Bike Life Lab supported by バイク王』に発表いたしました。


 『“リセール・プライス”の高いバイク』は、需要の高いバイク、つまり『人気のあるバイク』と言い換えることもできます。44回目となる今回は、「ホンダ・X-ADV」が首位に輝きました。


 

◇『ホンダ・X-ADV』が首位獲得!

 



※本リリースの調査結果を転載される際は、必ず「バイク未来総研調べ(https://www.8190.jp/bikelifelab/notes/bikefuture/resale-ranking/New Window)」とご明記ください。




 ■ 総合ランキング

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・X-ADV

105.26Pt

2

ホンダ・ダックス125

101.25Pt

3

カワサキ・Z900RS

99.73Pt

4

ヤマハ・Tenere700

99.66Pt

5

ホンダ・GB350

97.13Pt

6

カワサキ・Z650RS

96.73Pt

7

ホンダ・NC750X Dual Clutch Transmission

96.16Pt

8

ホンダ・GB350 S

94.54Pt

9

ホンダ・モンキー125

94.08Pt

10

ホンダ・クロスカブ110

90.11Pt

 ◇対象期間2022年12月~2023年2月


 44回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『ホンダ・X-ADV』が首位に輝きました。


 ホンダ・X-ADVは2017年に初登場したアドベンチャータイプのバイクで、オートマチック機構のDual Clutch Transmission を採用したNC750X系のエンジンを搭載しています。


 足回りにはスポークホイールや倒立フォークを採用するなど唯一無二の外観から従来のビッグスクーターの概念を覆し、大きな注目を集めたバイクです。


 2021年にはフルモデルチェンジが行われ、ユーロ5の排気ガス規制に適合するとともにフレームから新設計が行われるとともに様々な新機能が搭載されました。


 スルットルバイワイヤ等の電子制御システムの導入とあわせ、「Honda Smartphone Voice Control system」では、バイクをスマートフォンとBluetoothで接続してハンドルから手を離さずにナビゲーション・電話・音楽などのアプリケーションを運転操作を妨げること無く音声で操作を可能とします。


 この他にも日本のバイクブランドで初めてデイタイムランニングライト機能を搭載するなど最先端技術が数多く採用されています。


 市街地・高速道路・未舗装路などの場面を選ばず安定して快適に走ることができることからキャンプツーリングとの相性も良く、近年大きな注目を集めているバイクです。



 ■ 排気量別ランキング上位5位

     ・原付一種・二種

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・ダックス125

101.25Pt

2

ホンダ・モンキー125

94.08Pt

3

ホンダ・クロスカブ110

90.11Pt

4

ホンダ・スーパーカブ C125

85.76Pt

5

ホンダ・CT125ハンターカブ

82.94Pt

     ・軽二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・レブル250

89.37Pt

2

ホンダ・PCX160

85.87Pt

3

ホンダ・CRF250L

83.02Pt

4

ホンダ・レブル250 S

80.28Pt

5

カワサキ・Ninja ZX-25R

78.16Pt

     ・中型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・GB350

97.13Pt

2

ホンダ・GB350 S

94.54Pt

3

ホンダ・400X

74.96Pt

4

ホンダ・CBR400R

73.00Pt

5

カワサキ・Ninja 400

66.55Pt

     ・大型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス

1

ホンダ・X-ADV

105.26Pt

2

カワサキ・Z900RS

99.73Pt

3

ヤマハ・Tenere700

99.66Pt

4

カワサキ・Z650RS

96.73Pt

5

ホンダ・NC750X Dual Clutch Transmission

96.16Pt



■『リセール・プライス』とは

 バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。
 2023年4月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できます。
 本指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る『バイク王』のデータを基に、Bike Life Labが独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。


■ 算定基準

 ・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2023年1月現在・逆輸入車を除く)

 ・新車販売価格は2023年1月現在の価格を基準。
   カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定

 ・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする

 ・期間内に、Bike Life Lab独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする



【バイク未来総研について】



 

 2022年3月にバイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に発足しました。

 国内外のレースで輝かしい成績を挙げ現在はモータージャーナリストのほか多方面で活躍する宮城光氏を所長に向かえ、バイクライフの楽しさやバイク王が持つバイクに関する独自データ分析などの情報発信に加え、ライダーやバイク業界がこれから描く「未来」に切り込んだコンテンツを順次発信します。





■ バイク未来総研所長 宮城光のココがポイント

 今回は大きな動きを感じる結果となっていますね。

 ホンダ・X-ADVがトップに躍り出るとは少々驚かせる事になりましたが、発売から7年目となった現在、600~1300ccクラスのアドヴェンチャー人気がここにも来た感じがしますね。

 特に、原付二種で安定した人気のハンターカブやクロスカブなども、アウトドア人気に乗じて多くのニーズに答える形でマーケットでも引き合いが多いところへ、アドヴェンチャーイメージの、ホンダ・X-ADVに注目も集まる事になったのでしょう。また、ヤマハ・テネレ700も発売から3年目、外車メーカーに多い1000ccを超える排気量を躊躇うライダーにミドルアドヴェンチャーの魅力が漸く伝わって来た事も伺えます。








※本プレスリリースに関する画像が必要の際は下記連絡先までご一報ください。

■プレスリリースに関するお問い合わせ先

  株式会社バイク王&カンパニー
  バイク未来総研
  担当:佐々木、赤松
  TEL:03-6803-8855
  E-mail bikelife_lab@8190.co.jp
  東京都港区海岸3-9-15 LOOP-X 13F