経営者メッセージ

複合店化をはじめとした
バイク事業の改革に取り組んだ結果、
営業利益以降の各段階利益は、
黒字に転じることができました。

平素は格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
第21期(2018年11月期、以下21期)の概況および第22期(2019年11月期、以下22期)の方針と取り組みについてご説明申し上げます。



■ 21期の概況について

 当社は、ビジョンとして掲げる「バイクライフの生涯パートナー」の実現に向けた中期経営計画に基づき、従来のバイク買取専門店としての「バイク王」から、バイクに係る面と時間軸の広がりを持ったサービスを総合的に提供する「バイクのことならバイク王」と言われるブランドへの進化を目指してまいりました。これを実現するため21期においては、基本戦略である「リテール販売の強化」と「リテール販売強化のための仕入の充実」に基づく諸施策の展開に注力してまいりました。

 具体的には、リテール販売の強化策として、アライアンスによる一部既存店舗の好立地への移転や新規出店を実施いたしました。これにより、リテール販売を実施している店舗は、当社全58店舗のうち51店舗と20期から5店舗増加しお客様とのタッチポイントが拡大しました。また、主に20期に複合店舗化した店舗(従来の買取に加え新たにリテール販売を開始した店舗)の貢献によりリテール販売台数が20期を上回りました。


 リテール販売台数の増加


 また、リテール販売強化のための仕入の充実策として、広告宣伝におけるマスメディア・WEBの媒体構成の最適化およびキャンペーンの実施とともに、高収益車輌への対応時間を確保するための業務オペレーションの改善を図りました。これらの施策により、高収益車輌の仕入が堅調に推移し、仕入台数の増加とともにリテール販売用の在庫を確保・増加させることができました。

 なお、期中の課題であった高収益車輌の確保にともなう仕入価格上昇については、仕入プロセスを見直した結果、適正な価格で仕入れることができるようになり、業績を改善することができました。


 仕入車輌の量と質の確保、仕入価格の適正化


 以上の結果、収益構造が強化され下記表のとおり、売上高は増収となり、営業利益および経常利益は黒字に転じることができました。

 なお、当期純利益は、20期を下回りましたが、20期に計上した駐車場事業の譲渡にともなう特別利益を控除すると、20期を上回る結果となりました。


 21期決算ハイライト


■ 配当について

 当社は、配当を株主還元における重要施策と考えており、安定的な配当を行うことを念頭に置きつつ、業績等を勘案したうえで配当金額を決定しております。この方針に則り、21期の期末配当につきましては、期初予想どおり2円(中間配当とあわせ年間4円)とさせていただきました。また、22期の配当についても中間2円、期末2円の年間4円を予定しております。



 最後になりますが、22期においては、引き続き仕入車輌の量と質の確保とともに、仕入価格の適正化とリテール販売台数の増加によって、持続的な成長と安定した収益構造の構築に取り組んでまいります。引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。


 22期業績予想


代表取締役社長執行役員 石川秋彦