経営者メッセージ

安定した収益構造の構築へ順調に進捗し、
収益性が一段と改善した結果、
大幅な増益となりました。

平素は格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
第22期(2019年11月期、以下22期)の概況および第23期(2020年11月期、以下23期)の方針と取り組みについてご説明申し上げます。



■ 22期の概況について

 当社は、ビジョンとして掲げる「バイクライフの生涯パートナー」の実現に向けて、従来のバイク買取専門店としての「バイク王」から、バイクに係る全てのサービスを総合的に提供する「バイクのことならバイク王」と言われるブランドへ進化を目指しております。

 また、継続的に複合店(買取およびリテール販売を展開する店舗)を拡大し、お客様とのタッチポイントを増加させるとともに次の成長に向けた経営基盤の構築に取り組んでまいりました。

 22期においては、「仕入車輌の量と質の確保」、「仕入価格の適正化」および「リテール販売台数の増加」を基本戦略とし、さらに「複合店に適したMD(マーチャンダイジング)サイクルの確立」、「店舗運営の生産性向上」、「人財育成の強化」、「人事制度の拡充」に取り組むことにより、ビジョンの実現、持続的な成長と安定した収益構造の構築を目指してまいりました。


 


 具体的には、高市場価値車輌への対応時間を確保するための仕入業務オペレーションの効率化、繁忙期における人員体制の見直しに加え、WEBを中心とした効果的な広告展開、マスメディアの媒体構成の最適化を図りながらバイク王を想起させる広告宣伝活動を推進いたしました。これにより、仕入は好調に推移し、高市場価値車輌を中心に量と質の向上が図られ、リテール販売に適した在庫も十分に確保することができました。

 また、MDによるデータベースの一元化を推進しつつ、仕入プロセスの見直しによって仕入価格の適正化を図りました。さらに21期から複合店化した店舗の貢献によりリテール販売台数は増加いたしました。なお、店舗数は、複合店を新たに5店舗出店したほか移転統合した結果、全61店舗のうち55店舗が複合店となりました。


 このように、車輌における質の向上およびリテール販売台数の量の確保により平均売上単価(一台当たりの売上高)ならびに売上高は21期をやや上回りました。加えて、平均粗利額(一台当たりの粗利額)が21期を上回ったことにより売上総利益は21期を上回りました。


 


 営業利益および経常利益につきましては、販売費及び一般管理費は増加しましたが、ホールセールの利益率向上と売上全体に占めるリテール売上構成比の上昇による収益性の一段の改善によって、21期を上回る大幅な増益となりました。

 税引前当期純利益は、一部店舗の減損損失等を計上したものの、経常利益の増加にともない増益となりました。加えて、業績改善にともない繰延税金資産を計上したことにより当期純利益も増益となりました。


 


■ 配当について

 当社は、配当を株主還元における重要施策と考えており、安定的な配当を行うことを念頭に置きつつ、業績等を勘案したうえで配当金額を決定しております。この方針に則り、22期の期末配当につきましては、期初予想どおり2円(中間配当とあわせ年間4円)とさせていただきました。また、23期の配当予想については業績予想が増益となることを踏まえ、基本方針に基づき、22期より年間1円増配し、中間2.5円、期末2.5円の年間5円を予定することといたしました。




 最後になりますが、23期においては、従来から進めてきた複合店における仕入力および販売力の強化をさらに推進し、より一層お客様満足度を高めてまいります。引き続き ご支援ご鞭撻を賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。



代表取締役社長執行役員 石川秋彦